いやぁ~
終わりましたね、G.W.(ゴールデンウィーク)
お寺に生まれた私は子供の頃、家族でどっか行く事なんて全く無かったなぁ…
その経験から、自分の子供には最低でも年に一回は家族で遠足をしようと心に決めたんです。
でもね…
昔っから家族で出ることなんて無かったから、身体が完全にインドア派になってしまって、なかなか重い腰?尻?腹?を上げるまでに時間がかかっちゃうんですよ。
あとは、もうひとつのG.W.永代経法要ね。この時期は毎週どこのお寺でも永代経法要が勤まりますので、その準備やら出勤やらで忙しいのよ。。
だから…
ごめんよ、みんな。
てなことで、今年は5月2日に天王寺動物園に行ってきました!
(これは内緒ですが、私は動物よりジャンジャン横丁に行きたかったんですけどね。)
子供たちは初めての動物園で、行く前からテンション最高潮。
フラミンゴやキリン、ライオンにホッキョクグマ。
他にも沢山の動物たちを生で見れて、物凄く楽しんでくれました。
最後は偶然、猿回しも見れたし!!
みんな満足でほっこり帰りました。(^-^
ところで…
一般的には、そんな動物たちのことを畜生と言うそうです。辞典にもそう書いてある。
私も、ずーーーっとそう思ってました。
でもね…
僧侶になってお聴聞や勉強を続ける中で、畜生とは動物のことを言ってるのでは無いということをお聞かせいただきました。
それはね…
畜生とは、自分の罪を認めず、それを心から恥じる事もできず過ちを故意に正当化したり、ごまかして生きた者のことを言うそうです。
ん???
待って
それって…
僕のことじゃないですか!
坊守と喧嘩した時も自分が正しいかの様にそれを正当化したり、あとで調べて間違ってても謝らずになんとなくやり過ごす。
まさに私ですね。。
だからきっと、六道(三悪道)中の畜生道というのも動物に生まれるのではなくて、そのような生き方をしてきた結果として受ける苦しみの境界なのかも。
とすると。。
それを気付かせてくれたこの動物さんたちは、還相の菩薩さまだったのかもしれないなぁ。。
なんまんだぶなんまんだぶ。。。
【慚はみづから罪を作らず、愧は他を教へてなさしめず。慚はうちにみづから羞恥す、愧は発露して人に向かふ。慚は人に羞づ、愧は天に羞づ。これを慚愧と名づく。無慚愧は名づけて人とせず。名づけて畜生とす。】
『涅槃経』
”帰りは抜け殻”
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